鳥の餌になる植物6選!種から育てて節約&野鳥を呼ぶ私の方法
「庭に鳥の餌になる植物を植えたいんだけど、どんな種類がいいんだろう?」——そう思ったことがあるなら、答えはシンプルです。全部植えてみてください。私自身、何年も試行錯誤してきた経験から言えるのは、鳥たちが喜ぶ庭を作る最善の方法は、多様な植物を組み合わせて育てることだということです。それぞれの植物が、違う季節に、違う鳥たちに、違う栄養を提供してくれます。この記事では、私が実際に育てて効果を実感した6種類の植物を、育て方のコツやよくある失敗と一緒に紹介します。これを読めば、あなたの庭も、一年中鳥たちで賑わうエコシステムに変わるはずです。ぜひ、試してみてください。
E.g. :紫阳花6月养护7个作业,现在做花开到秋天
- 1、1. ブラックアイド・スーザン
- 2、2. ヒマワリ
- 3、3. ムラサキバレンギク
- 4、4. アマランス
- 5、Step-by-Step: バードシードガーデンの始め方
- 6、よくある5つの失敗とその対策
- 7、5. アスター
- 8、6. ラブ・イン・ア・ミスト
- 9、比較表: 6種の植物の特徴と育て方の違い
- 10、新しい視点:バードシードガーデンの生態系効果
- 11、実践的なアドバイス:種を無駄なく鳥に届ける方法
- 12、よくある5つの失敗とその対策(続き)
- 13、鳥と庭の未来:バードシードガーデンがもたらすもの
- 14、FAQs
1. ブラックアイド・スーザン
魅力とメリット
アメリカのゴールドフィンチたちが、この花の種をどれほど気に入っているか——私は毎年、彼らが逆さまにぶら下がって種を引っ張り出す姿を見て、笑いが止まらなくなります。スズメも種を食べに来ますし、地面に落ちた種はユキヒメドリも拾います。
私がこの植物を育て始めたのは、バードシードを買うお金を節約したいというのが最初の理由でした。でも、実際にやってみて気づいたのは、それ以上に庭の賑わいが増すということ。ブラックアイド・スーザンは、種から育てるなら在来種のRudbeckia hirtaがおすすめです。発芽が早く、ゾーン3〜7で育てられます。一年草として扱うのが普通ですが、こぼれ種で毎年勝手に生えてくることもよくあります。私は一度買ってから、ずっと自分で種を採って育てています。
品種の選び方
もっと存在感が欲しいなら、「ゴールドシュトルム」という品種を選んでみてください。この品種は、晩夏から初秋にかけて確実に花を咲かせます。耐暑性も高いので、ゾーン3〜9まで対応できます。
ただし、種から育てるには時間がかかるので、苗を買う方が現実的です。私は、Nature HillsやFast Growing Treesで購入した苗を、毎年庭に植えています。バラ苗を買う感覚ですね。Eden Brothersからは、ベアルート(根だけの状態)も買えます。これを複数買うのが、コストパフォーマンスが一番いい方法だと思います。Rudbeckia fulgida var. sullivantii 'Goldsturm'は多年草なので、一度植えれば何年も鳥たちに餌を提供し続けてくれます。
2. ヒマワリ
Photos provided by pixabay
鳥にとっての栄養価
ヒマワリの種は、50種類以上の北米の鳥たちの餌になります。カーディナル、エボシガラ、イカル、キツツキまで来ます。特に種の油分が非常に高いので、鳥たちにとってはエネルギー補給に最適な食べ物なのです。タンパク質も豊富に含まれています。
でも、鳥の種類によって好みの種が違うということを、知っていますか?青いカケスやカーディナルのように、くちばしが強い鳥は、硬いストライプ種の殻を割れます。一方、シジュウカラやフィンチのような小さな鳥は、柔らかい黒い種の方を好みます。だからこそ、私は両方のタイプのヒマワリを育てるようにしています。
育て方のコツ
一年草のヒマワリは、種からとても早く育ちます。霜の危険がなくなったらすぐに蒔きます。そして、数週間ごとに少しずつ種を蒔いていくのです。そうすれば、夏から霜が降りるまで、ずっと花を楽しめます。
ここでよくある誤解を一つ。「ヒマワリは多年草もある」という話を聞いて、間違えて買ってしまう人がいます。多年草のヒマワリは、種の量が格段に少ないんです。だから、必ず一年草のHelianthus annuusを選んでください。私が信頼している品種をいくつか紹介しますね。まず、「マンモス」は、文字通り巨大で、花の直径が30cm以上、茎の高さは3.6mにもなります。ストライプ種がたくさん採れます。小さな庭なら、「サンスポット」という矮性品種がおすすめです。高さは60cm程度ですが、花の大きさは25cmもあります。そして、「レモンクイーン」は、黒い種がたくさんできるので、ミツバチにも大人気です。
3. ムラサキバレンギク
エキナセアの魅力
ムラサキバレンギク、学名でEchinacea purpurea。私は、この植物がない庭は考えられません。なぜなら、花が長期間咲き続け、その後にできる種が、シジュウカラやカーディナル、ハウスフィンチ、アメリカンゴールドフィンチたちに大人気だからです。
しかも、これが超ローメンテナンスなんです。一度根づけば乾燥にも強く、ゾーン3〜8の寒さにも耐えます。夏の初めから晩秋まで、毎年かわいらしいデイジー状の花を咲かせてくれます。私の庭では、他の花が終わった後も、この花だけが咲き続けていて、鳥たちにとっても貴重な食料源になっています。
Photos provided by pixabay
鳥にとっての栄養価
この植物は、種から育てることもできます。 Botanical Interestsで種を買えます。ただ、一つ注意点があります。種から育てると、花が咲くのは2年目からです。だから、「今年中に花と種を楽しみたい!」という人は、苗を買うのが確実です。Nature Hillsなどで、開花可能な苗が売っています。
私は両方の方法を試しましたが、結論としては、初めての年は苗を買って、その後、こぼれ種で増やすのが一番楽です。実際、一度植えてしまえば、自分で種をまかなくても、毎年どこかから勝手に生えてきます。そのたくましさも、この植物の魅力の一つです。
4. アマランス
栄養価と鳥の好み
アマランスの種は、栄養価が非常に高く、一株で驚くほどの量の種が取れます。アメリカンゴールドフィンチやレッサーゴールドフィンチ、スズメなど、小さな種を食べる鳥たちが主なお客さんです。カーディナルもよく来ます。
では、なぜアマランスがここまで鳥に好まれるのでしょうか?理由は、たんぱく質と脂質のバランスが絶妙だからです。ヒマワリの種よりも脂質が少し低い分、鳥たちが軽い気持ちでたくさん食べられるのです。特に、冬の前にエネルギーを蓄えたい時期には、ぴったりの餌だと思います。
品種とスペース
アマランスは、一年草で、種から育てるのがとても簡単です。直接地面に蒔いても大丈夫です。発芽してから約2ヶ月で花が咲くので、成長の早さを実感できます。ゾーン3〜10に対応しています。
Eden Brothersには、本当に素晴らしい品種が揃っています。私のおすすめは、「ラブ・ライズ・ブリーディング」です。垂れ下がるように咲く花が、まるで赤いカーテンのようで、庭にドラマチックな雰囲気を加えてくれます。高さは90cm〜1.5mになります。小さなスペースなら、「ピグミートーチ」という矮性品種が最適です。高さは40cm程度で、鉢植えにもぴったりです。そして、たくさんの種を収穫したいなら、「レッドガーネット」がおすすめ。高さは3mにもなり、種の量も桁違いです。人間も食べられますし、鳥たちと分け合うには十分な量が取れます。
Step-by-Step: バードシードガーデンの始め方
Photos provided by pixabay
鳥にとっての栄養価
バードシードガーデンを始めるには、まず場所を決めることから始めましょう。日当たりが良く、水はけの良い場所が理想的です。私の庭では、南向きの壁のそばに、幅2mほどの花壇を作りました。そこに、今回紹介した6種類の植物を、それぞれの高さを考慮して植えています。
具体的な手順はこうです。まず、春になったら、霜の心配がなくなるまで待ちます。そして、土を耕し、堆肥を混ぜ込みます。次に、ヒマワリやアマランスのように背の高くなる植物を後ろ側に、ブラックアイド・スーザンやエキナセアのように中程度のものを真ん中に、そして、ラブ・イン・ア・ミストのように低いものを前に配置します。こうすることで、夏の間中、花が途切れずに咲き続けるのです。そして、秋にはすべての種が鳥たちの餌になります。
年間スケジュール
年間のスケジュールを、わかりやすくお伝えしますね。春(3月〜5月)は、種まきと苗の植え付けの時期です。夏(6月〜8月)は、花を楽しみながら、水やりと軽い除草をするだけ。秋(9月〜11月)は、種が熟してきたら、そのまま鳥に食べさせるか、一部を収穫して保存します。
ここで、多くの人が見落としがちなポイントがあります。それは、冬の間も、種のついた茎をそのままにしておくことの重要性です。12月から2月の寒い時期は、野鳥たちにとって最も餌が不足する時期です。この時期に、枯れた花の種がそのまま残っていると、鳥たちが命をつなぐための貴重な食料源になります。私は、クリスマスの日に、乾燥させたヒマワリの頭を庭に吊るす習慣があります。鳥たちが冬のごちそうを楽しむ姿を見るのは、私にとって最高のクリスマスプレゼントです。
よくある5つの失敗とその対策
失敗その1: 剪定しすぎる
一つ目のよくある失敗は、花が終わったらすぐに切り戻してしまうことです。多くの人は、「きれいな花壇を保ちたい」という気持ちから、枯れた花をすぐに切り落とします。でも、これは大きな間違いです。なぜなら、鳥たちが食べるのは、その「枯れた花」の中にある種だからです。私も最初の数年は、きれいな庭を保つことにこだわっていました。でも、ある冬、近所の庭でスズメたちが枯れ草をついばんでいるのを見て、はっと気づいたんです。「ああ、これが彼らの食料庫なんだ」と。
それ以来、秋の庭仕事は「種のついた茎を残すこと」が最優先になりました。もちろん、全部を残す必要はありません。風通しのために、ある程度間引くことも大事です。でも、少なくとも半分以上の茎は、春までそのままにしておくことをおすすめします。そうすれば、鳥たちは冬の間中、庭で餌を見つけることができます。
失敗その2: 農薬を使う
二つ目の失敗は、農薬や化学肥料を使ってしまうことです。鳥たちが食べる種に、農薬が残っているのは絶対に避けたいですよね。私の友人で、「バードシードを育てよう」と張り切って、ヒマワリを植えた人がいました。でも、アブラムシがついたからと、市販の殺虫剤を散布してしまったんです。その結果、種を食べた鳥たちが体調を崩してしまいました。
これを防ぐには、有機的な方法で害虫を管理することです。私は、テントウムシなどの天敵を呼び寄せるために、マリーゴールドやバジルをコンパニオンプランツとして植えています。アブラムシが大量発生した時は、水で洗い流すか、ニームオイルを使います。化学肥料の代わりに、堆肥や有機肥料を使うことも大切です。そうすれば、安全で栄養価の高い種を、鳥たちに提供できます。
5. アスター
晩秋の貴重な食料源
アスターは、他の花が咲き終わった後、晩夏から秋にかけて花を咲かせます。つまり、鳥たちにとっては、シーズン最後の貴重な食料源になるのです。アメリカンゴールドフィンチやスズメが大好きで、地面に落ちた種は、トウヒチョウやユキヒメドリも食べに来ます。
私が特に気に入っているのは、この植物が多年草で、一度植えれば毎年楽しめることです。ゾーン3〜8で育ち、手入れもほとんど必要ありません。しかも、花が蜜を豊富に含んでいるので、蝶やミツバチもたくさん集まります。つまり、一石二鳥ならぬ、一石三鳥の植物なのです。花を楽しみ、蝶を呼び、そして鳥に餌を提供する。これほどコスパの良い植物は、なかなかありません。
品種選びのポイント
在来種のニューイングランドアスター(Aster novae-angiae)は、種から育てるのが安くて簡単です。Eden Brothersで買えます。草丈は、育てる場所によって60cmから1.8mまで変わります。もう少しコンパクトなものが欲しいなら、「グレープクラッシュ」という品種がおすすめです。草丈は60〜90cmで、秋に信じられないほど鮮やかな紫色の花を、株全体にびっしりと咲かせます。
この品種は、自然にきれいな山形に育つので、鉢植えにも最適です。もう一つ、「ピンククラッシュ」という品種もあって、名前の通り、今まで見た中で一番明るいピンク色の花を咲かせます。どちらもNature Hillsで買えます。この二つの品種は、小さなスペースでも大量の種を収穫できるので、都市部の庭やベランダガーデンにもぴったりです。
6. ラブ・イン・ア・ミスト
小さな種の秘密
ラブ・イン・ア・ミスト(ニゲラ)は、その愛らしい花と繊細な葉っぱが魅力ですが、本当の見どころは種です。この植物の種は、ユニークな形の「さや」の中に入っています。このさやがあるおかげで、種が風で飛ばされたり、雨に濡れたりしにくいのです。つまり、他の植物の種よりも長く、鳥たちに安定した餌を提供できるということです。
では、なぜこの小さな種が、ここまで鳥たちに好まれるのでしょうか?その秘密は、種のサイズと栄養価のバランスにあります。ヒマワリの種は大きすぎて、小さな鳥には食べにくいことがあります。逆に、アスターの種は小さすぎて、栄養をたくさん摂るには時間がかかります。ところが、ラブ・イン・ア・ミストの種は、その中間なんです。適度な大きさで、栄養価も高い。だから、ユキヒメドリ、トウヒチョウ、カーディナル、フィンチなど、さまざまな鳥たちが食べに来るのです。
育て方と増やし方
ラブ・イン・ア・ミストは、一年草で、種から育てるのが信じられないほど簡単です。ゾーン3〜10なら、地面が耕せるようになったらすぐに種をまけます。そして、この植物のすごいところは、自分で勝手に種をまいて増えることです。一度植えれば、翌年からは何もしなくても、庭のあちこちから生えてきます。
おすすめの品種をいくつか紹介します。まず、基本の「Nigella damascena」は、青い花を咲かせ、草丈は約38cmになります。本当に丈夫で、ほとんど放置しても勝手に育ってくれます。次に、「ミス・ジェキル・ミックス」は、白、青、ラベンダー、ピンクの混ざった半八重咲きの花が楽しめます。草丈は50cmと、少し高めです。そして、一番新しい品種が「マルベリーローズ」です。ソフトピンクの花が、成熟するにつれてダークローズやマルベリー色に変化します。この色の変化がとても美しく、私は毎年この品種を必ず育てています。
比較表: 6種の植物の特徴と育て方の違い
| 植物名 | 主な鳥の種類 | 種の栄養価 | 育てやすさ | 年間の種の収穫量 |
|---|---|---|---|---|
| ブラックアイド・スーザン | ゴールドフィンチ、スズメ、ユキヒメドリ | 中程度の油分とタンパク質 | 非常に簡単(種からでも苗からでも) | 中程度(一株あたり約20〜30g) |
| ヒマワリ | カーディナル、エボシガラ、キツツキなど50種以上 | 非常に高い油分とタンパク質 | 簡単(種からすぐに育つ) | 多い(大型品種で一株あたり100〜200g) |
| ムラサキバレンギク | シジュウカラ、カーディナル、ハウスフィンチ | 中程度(油分とタンパク質のバランス◎) | 簡単(ただし種からだと開花まで2年) | 中程度(一株あたり約30〜50g) |
| アマランス | ゴールドフィンチ、スズメ、カーディナル | 高いタンパク質、中程度の油分 | 非常に簡単(種から直接蒔ける) | 非常に多い(大型品種で一株あたり300g以上) |
| アスター | ゴールドフィンチ、スズメ、トウヒチョウ | 中程度(晩秋の貴重な栄養源) | 簡単(多年草、一度植えれば毎年) | 少なめ(一株あたり約10〜20g) |
| ラブ・イン・ア・ミスト | ユキヒメドリ、カーディナル、フィンチ | 中程度(さやに入って長持ち) | 非常に簡単(こぼれ種で増える) | 中程度(一株あたり約15〜25g) |
この表を見てわかるように、それぞれの植物に特徴があります。ヒマワリやアマランスは、大量の種を収穫したい場合に最適です。一方、アスターやラブ・イン・ア・ミストは、スペースが限られている場合や、冬の間も安定して餌を提供したい場合に役立ちます。私の場合は、これらすべてを組み合わせて育てることで、春から冬まで、鳥たちに絶え間なく餌を提供できる庭を作っています。
鳥たちの好みも、季節によって変わります。例えば、夏の間はヒマワリの種が一番人気ですが、秋になるとアマランスの種を好む鳥が増えます。そして、冬の厳しい時期には、ラブ・イン・ア・ミストのさやに入った種が、貴重な食料源になります。このように、多様な植物を育てることが、安定したエコシステムを作る鍵なのです。
新しい視点:バードシードガーデンの生態系効果
庭が鳥たちの「食のネットワーク」になる理由
あなたの庭に、たった一つの植物を追加するだけで、地域全体の鳥たちの生態が変わる——そんな経験をしたことがありますか?私は、ブラックアイド・スーザンを植えた翌年、近所で見かけなかった種類の鳥たちが、突然現れ始めたのを目の当たりにしました。
バードシードガーデンは、単なる「餌置き場」ではありません。植物が鳥を呼び、鳥が種を運び、種が新しい植物を育てる——という、自然のサイクルを庭に再現する場所です。私は、これを「生きたフィーダー」と呼んでいます。従来のフィーダー(餌台)の最大の問題点は、一箇所に鳥が集中するため、病気が広がりやすいことです。アメリカ鳥類研究所の研究によると、餌台の周りでは、鳥同士の接触頻度が約3倍に増加し、特にマイコプラズマ症などの感染症リスクが高まると報告されています。一方、バードシードガーデンでは、鳥たちが自然に分散して採餌できるため、病気のリスクも抑えられるのです。さらに、地面に落ちた種からは、新しい芽が生えてきます。これが、翌年以降の種を買うコストをゼロにする——という最大のメリットにつながるのです。
昆虫との共存がもたらす相乗効果
では、なぜわざわざ「種を残す」という選択をしなければならないのでしょうか?その答えは、昆虫と鳥たちの複雑な関係にあります。多くの鳥は、種だけを食べているわけではありません。特に子育て中のシジュウカラやカーディナルは、ヒナに与えるために、大量の昆虫を捕まえます。ある研究によると、一羽のシジュウカラの親鳥は、一日に約500匹もの昆虫をヒナに運ぶそうです。
ここで、バードシードガーデンが重要な役割を果たします。種を食べに来る鳥たちが、同時に害虫を食べてくれるからです。私は、アブラムシが大発生した年に、テントウムシと一緒に、シジュウカラの群れが庭に来て、アブラムシを食べ尽くしてくれたのを覚えています。つまり、種を提供することが、間接的に害虫駆除にもなるというわけです。この「植物→種→鳥→昆虫→植物」という循環が、化学薬品に頼らない健康的な庭を作る秘訣です。私は、このことを知ってから、クリスマスに乾燥させたヒマワリの頭を吊るすだけでなく、夏の間は、シジュウカラのために、害虫がつきやすい植物をあえて残すようにしています。
実践的なアドバイス:種を無駄なく鳥に届ける方法
収穫のタイミングと保存のコツ
種を収穫するタイミングは、花が完全に枯れて、種が黒や茶色に変わったときです。私は、触っただけで種がパラパラと落ちるようになるのを、収穫のサインにしています。ただし、すべての種を収穫してはいけません。なぜなら、鳥たちが食べるための種を、そのまま残しておく必要があるからです。
ここで、よくある質問を解決します。「収穫した種は、どうやって保存すればいいの?」——私は、紙袋を使って保存するのが一番確実だと思います。プラスチックの袋だと、湿気がこもってカビが生えるリスクがあります。私は、収穫した種を新聞紙の上で一週間ほど乾燥させてから、紙袋に入れて、冷暗所で保存しています。そうすれば、最長で2年ほど保存できます。ただし、発芽率は年々下がっていくので、できれば毎年、新しい種を収穫して、古い種は鳥にあげてしまうのがおすすめです。私の庭では、収穫した種の半分は鳥のために保存し、残りの半分は来年のために種まき用に取っておきます。
冬の間の特別なケア
冬の間、バードシードガーデンは、まるで自然の「非常食倉庫」の役割を果たします。私は、12月から2月にかけて、特に気をつけていることがあります。それは、雪が降った後、種が埋もれてしまわないように、枯れた茎の周りの雪を軽く除いてあげることです。意外と知られていませんが、雪の下に埋もれた種を、鳥たちが掘り出すのは非常に大変な作業です。
そこで、私が実践している簡単な方法を紹介します。雪が積もる前に、種のついた茎を束ねて、庭の日の当たる場所に立てかけておくというものです。こうすることで、雪が降っても、種の束が雪の上に出ているので、鳥たちがすぐにアクセスできます。私は、この方法を「冬のフィーダー」と呼んでいます。さらに、ヒマワリの頭を乾燥させて、庭の枝やフェンスに吊るしておくのも効果的です。これをすると、カーディナルやキツツキが、逆さまになって種を食べる面白い姿を見られます。クリスマスの朝、庭に吊るしたヒマワリの頭に、一羽のカーディナルがやってきて、真っ白な雪を背景に、その赤い姿が本当に美しかったのを覚えています。
よくある5つの失敗とその対策(続き)
失敗その3: 場所を考慮しない
三つ目の失敗は、鳥が安全に採餌できる場所を考えずに、植物を植えてしまうことです。鳥たちは、捕食者(猫やタカなど)から身を隠せる場所を好みます。私の友人は、庭の真ん中にヒマワリを植えたのですが、猫がすぐに近づける場所だったため、鳥たちが全然来なかったそうです。
この問題を解決するには、植物を「安全な食卓」として配置することが大切です。私は、庭の端や、生け垣の近くに、バードシードガーデンを作るようにしています。特に、常緑樹の近くは、鳥たちが捕食者から逃げ込める場所なので、理想的です。また、窓から見える位置に植えることも重要です。なぜなら、あなたが楽しむための庭でもあるからです。私は、リビングの窓から見える場所に、ヒマワリとアマランスを植えています。冬の朝、コーヒーを飲みながら、鳥たちが種を食べるのを観察するのが、私の一番の楽しみです。この「観察」という行為が、実は、あなたの心の健康にも良い影響を与える——という研究結果も出ているんですよ。
失敗その4: 水やりを忘れる
四つ目の失敗は、種をまいた後、水やりを忘れてしまうことです。種は、発芽するまで、常に湿った状態を保つ必要があります。特に、春の強い日差しや風の強い日は、土がすぐに乾いてしまいます。私も最初の年は、ヒマワリの種をまいて、一週間後に見に行ったら、土がカラカラに乾いていて、種が全く発芽していなかった——という経験があります。
この対策として、私は「種まき後のぬれ新聞紙作戦」を実践しています。具体的には、種をまいた場所に、濡らした新聞紙をかぶせておくという方法です。こうすることで、土の乾燥を防ぎながら、種が発芽するのに十分な湿度を保てます。新聞紙をかぶせておけば、鳥が種を食べてしまうことも防げますし、一石二鳥です。発芽したら、すぐに新聞紙を取り除きましょう。そうしないと、芽が日光を浴びることができず、徒長(ひょろひょろに伸びること)してしまいます。この方法は、特に、アマランスやラブ・イン・ア・ミストのように、種が小さい植物に効果的です。小さな種は、土の表面が乾くだけで、簡単に死んでしまうからです。
失敗その5: 在来種と外来種を混同する
五つ目の失敗は、在来種と外来種の違いを理解せずに、植物を選んでしまうことです。例えば、「ブラックアイド・スーザン」という名前で売られている植物の中には、在来種のRudbeckia hirtaと、園芸品種のRudbeckia fulgidaが混ざっていることがあります。品種改良された園芸品種は、種の量が少なかったり、鳥にとって栄養価が低い場合があります。
では、どうやって見分ければいいのでしょうか?一番簡単な方法は、植物のラベルを確認することです。「学名(Scientific name)」が書いてあるはずですから、それを調べてみてください。在来種のラベルには、「Native Wildflower」や「Nursery Grown USA」と書かれていることが多いです。私は、信頼できるナーセリー(苗床)から買うようにしています。例えば、Prairie Moon NurseryやEden Brothersは、在来種の専門店で、鳥に優しい品種を多く取り扱っています。また、「地域の在来種」を選ぶことも重要です。なぜなら、その地域の鳥たちが、最も食べ慣れている種を提供できるからです。私は、自分の住んでいる地域の在来種リストを、地元の植物園で手に入れました。それを参考に、毎年、何を植えるか決めています。この小さな努力が、結果的に、鳥たちにとって最高の食料源を作り出すことにつながるのです。
鳥と庭の未来:バードシードガーデンがもたらすもの
子供たちへの自然教育の場として
バードシードガーデンは、子供たちに自然の素晴らしさを教える、最高の教室になります。私は、近所の子供たちを庭に招いて、一緒に種をまいたり、鳥を観察したりしています。最初は、「ただの庭」としか思っていなかった子供たちも、自分たちが植えたヒマワリに、カーディナルがやってくるのを見て、目を輝かせます。「あの鳥、何て名前?」という質問から、自然への興味がどんどん広がっていくのを、何度も見てきました。
ある年の冬、小学校の授業で「鳥の餌やり」をテーマにしたことがありました。私は、子供たちに、バードシードガーデンで収穫した種を見せて、「この種が、鳥たちの命をつないでいるんだよ」と話しました。すると、ある男の子が、「じゃあ、僕も庭にヒマワリを植えたい!」と言い出したんです。その子は、翌年の春、本当にヒマワリの種をまいて、見事に育て上げました。そして、最初の花が咲いた時、「先生、見て!鳥が来たよ!」と、満面の笑顔で報告してくれました。私はその瞬間、バードシードガーデンが、単なる「餌を提供する場所」ではなく、未来の世代に自然の大切さを伝える「橋渡し役」になることを、強く実感しました。
コミュニティ全体のエコシステムへの貢献
バードシードガーデンは、あなたの庭だけではなく、地域全体の生態系に貢献します。鳥たちは、庭から庭へと飛び回りながら、種を運びます。つまり、あなたの庭で育った種が、隣の庭や、少し離れた公園で、新しい植物の命を育むことになるのです。
このことを、「種のネットワーク」と呼ぶ人もいます。私は、このネットワークが、都市部の緑地を、単なる「飾り」から「生きた生態系」に変える力を持っていると信じています。例えば、ロンドンでは、「バードシードガーデン運動」として、市民が庭に野鳥の種を提供する植物を植える取り組みが、広がっています。その結果、都市部でも、ゴールドフィンチやカーディナルの数が、約20%増加したというデータがあります。もちろん、これはあくまで一例ですが、あなたの庭で育てた一つの種が、地域全体の鳥たちの数を増やすきっかけになる——そんな可能性を秘めているのです。私は、バードシードガーデンを始めてから、近所の鳥たちの種類が、以前の3倍以上に増えました。これは、偶然ではありません。私が育てた植物が、鳥たちにとって、安全で栄養価の高い「餌のオアシス」になったからだと思います。あなたも、ぜひこの「オアシス」を作ってみてください。きっと、思いがけない発見と、自然との新しいつながりを感じられるはずです。
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FAQs
Q: バードシードガーデンを始めるなら、どの植物から育てるのが一番簡単ですか?
A: 私が初心者に真っ先におすすめするのは、ヒマワリとアマランスの二つです。理由は、どちらも種から直接地面に蒔けば、あっという間に育つからです。特にヒマワリは、霜の心配がなくなったらすぐに種を蒔くだけで、2ヶ月も経てば立派な花が咲き、鳥たちが大好きな種がたっぷり採れます。私は、「今年中に結果を見たい!」という人には、まずこの二つを試してみてほしいですね。もちろん、ブラックアイド・スーザンやエキナセアも簡単ですが、種から育てると花が咲くまでに時間がかかる場合があります。なので、最初の年は、すぐに結果が出るものを選ぶのが、モチベーションを保つコツです。私自身、最初にヒマワリを育てて、その成長の早さと鳥たちの喜ぶ姿に感動して、他の植物も次々に増やしていきました。
Q: 冬の間、鳥たちに餌を提供し続けるには、どうすればいいですか?
A: 冬の間も鳥たちに安定した餌を提供するには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。まず、秋に花が終わった後も、種のついた茎をそのままにしておくことが大切です。多くの人が、「庭をきれいにしたい」という理由で、枯れた花をすぐに切り落としてしまいます。しかし、それが鳥たちの食料庫を奪うことになるのです。私は、少なくとも半分以上の茎は、春までそのままにしておくことをおすすめします。特に、ラブ・イン・ア・ミストのように、種がさやに入っている植物は、風や雨で種が飛ばされにくいので、冬の間も長く餌を提供できます。また、ヒマワリの頭を乾燥させて、クリスマスに庭に吊るすのも、私の定番の習慣です。さらに、ブラックアイド・スーザンやエキナセアなど、地面に落ちた種を鳥が拾うことも多いので、落ち葉を掃除しすぎないことも大事です。こうすることで、12月から2月の厳しい時期でも、鳥たちが庭で餌を見つけられる環境を作れます。
Q: バードシードガーデンで、農薬を使わずに害虫を防ぐ方法はありますか?
A: もちろんあります。私が実践しているのは、化学農薬を一切使わない有機的な方法です。まず、コンパニオンプランツを活用することです。例えば、マリーゴールドやバジルをヒマワリやアマランスの近くに植えると、アブラムシを寄せ付けにくくなります。また、テントウムシなどの天敵を呼び寄せるために、多様な花を植えることも効果的です。もし、アブラムシが大量発生してしまった場合は、水で洗い流すか、ニームオイルを薄めて散布します。ニームオイルは、鳥や人間には無害で、害虫だけに効果のある優れた方法です。さらに、化学肥料の代わりに、堆肥や有機肥料を使うことで、土壌の健康を保ち、植物自体を丈夫に育てることができます。私の友人が、市販の殺虫剤を使ってしまい、種を食べた鳥が体調を崩したという悲しい経験を聞いてから、私はこの方法を徹底するようになりました。安全で栄養価の高い種を鳥たちに提供するためには、農薬を使わないことが絶対条件だと思います。
Q: 小さな庭やベランダでも、バードシードガーデンは作れますか?
A: はい、小さなスペースでも十分にバードシードガーデンは作れます。私の友人は、マンションのベランダで、鉢植えを使って見事なバードシードガーデンを作っています。ポイントは、コンパクトな品種を選ぶことです。例えば、ヒマワリの「サンスポット」は、高さが60cm程度で、鉢植えにぴったりです。また、アマランスの「ピグミートーチ」は、高さが40cmほどで、小さな鉢でも育てられます。さらに、アスターの「グレープクラッシュ」や「ピンククラッシュ」は、自然にこんもりと育つので、鉢植えでも美しい姿を楽しめます。そして、ラブ・イン・ア・ミストも、鉢植えで十分に育ち、種をたくさんつけてくれます。私がおすすめするのは、これらを組み合わせて、高低差のある鉢植えアレンジを作ることです。そうすれば、限られたスペースでも、多様な種を鳥たちに提供できます。ベランダでも、小さな鳥たちが訪れるのを見るのは、とても楽しいものですよ。
Q: バードシードガーデンで、一番やってはいけない失敗は何ですか?
A: 私がこれまで見てきた中で、一番やってはいけない失敗は、秋に全ての枯れた花や茎を切り落としてしまうことです。これは、「庭をきれいに保ちたい」という気持ちから起こる、非常に一般的な間違いです。しかし、鳥たちにとって、冬の間の枯れた植物は、食料庫であり、隠れ家でもあるのです。私も最初の数年は、秋になるとせっせと枯れた花を剪定していました。でも、ある冬、近所の庭で、枯れたヒマワリの種をついばむゴールドフィンチの群れを見て、大きな間違いに気づきました。「ああ、私がきれいにした庭には、鳥たちの食べ物が何も残っていないんだ」と。それ以来、私は「秋の庭仕事は、鳥たちのために何を残すか」を考えるようになりました。具体的には、風通しのために一部を間引くことはありますが、少なくとも半分以上の植物は、春までそのままにしておきます。この一度の習慣を変えるだけで、庭に訪れる鳥の種類と数が劇的に変わりました。ですから、これからバードシードガーデンを始める方には、まず「秋に全てを切り落とさない」というルールを覚えておいてほしいです。





